先日乗合船でタチウオ釣りに行った時の事です。
リールをフリーにしてタナまで仕掛けを落す。
手元の電動リールのカウンターとラインの色分けを見ながら
タナまでラインを送り出します。
タナまで届いたらそこでラインを止めて
リールをゆっくり巻上げながら誘いを入れる。
アタリが出たらその時のメーター数を覚えておいて
そのあと一気に巻き上げます。
これを繰り返していると
竿先を見ながらラインの色分けを見ながら
手元のリールのカウンターを見ながらと忙しくて仕方が無い。
竿先を見る時はリーディングレンズ(老眼鏡)は要らない、
リールのカウンターを見る時はリーディングレンズが要る、
そのたびに帽子に付けてある跳ね上げ式リーディングレンズを
パタパタと上げたり下げたり・・・・・。
う〜ん、なんか良い方法は無いかなあ・・・・。
釣具屋さん(TAさんの言う魔界です)をウロついていて
良い物を見つけました。
何かと言えば、貼れるリーディングレンズ Hydrotac です。
どうなんだろうなあ・・・、使い心地はいかがなものか・・・、
あまり安い物ではないのでちょっと考えてしまいましたが
買う事にしました。
★買って来たのはこれです。
★愛用の偏光サングラスにとりあえず当てがってみました。
この状態でサングラスをかけてみると、遠近の “遠” 部分が狭すぎて見難い。説明書を見ると、大き過ぎる場合はハサミでカットしろと書いてあります。
せっかくのレンズなのにカットするなんて勿体ないなあ・・・、変なところでケチ臭い事を考えてしまいます。
でも勇気を出してカットしてしまいました(笑)。
★カットして面積を狭くして貼ってみました。
でもまだちょっと幅が有り過ぎる感じです。
★このぐらいの幅で良いかな? っていう感じになりました。
この状態でサングラスを掛けてみましたが良さそうなので次の釣行で使ってみたいと思います。
水で塗らして貼る、と言うリーディングレンズなのですがオークリーのレンズはカーブが強いのでちゃんと貼れるのかなあと思っていましたが大丈夫な様ですね。乾いたらぴったりと貼りついて取れない感じです。
このサングラスは実を言うと乱視も入っているんですがギラギラの海でこのサングラスを掛けていると
とてもはっきり見えるんですよ。
気に入っているので日中の釣りの時は必ず携行しています。
これにリーディングレンズがドッキングしたら最強です。
★ところで、釣り用の遠近両用メガネ売り場を見てみると
リーディングレンズが上に付いている物も有りますね。
どうして上に付いているんだろう?
と思っていたのですが、実際に買って使ってみて納得しました。
下を向いて歩く時には
リーディングレンズが下に有ると邪魔なんですよね。
リーディングレンズ越しに見て階段なんかを下りようものなら
酔っぱらってしまった様な感じになってしまいます。
桟橋から船に渡る時などもリーディングレンズ越しに見ていると危険です。
船の中を歩く時もちょっと危険なんです。
だから上に付いているんですね。
でも実際に釣りを開始すると
下にリーディングレンズが付いている方が良いと思う。
針を結んだりする時、リールのカウンターの数字を見る時、
オモリやジグやスイベルを選ぶ時、などは
下の方が良いですよね。
困るのは誰かとオマツリになった時です。
オマツリした時にはラインを手元に寄せるのですが
その時はリーディングレンズは無い方が良い。
なぜかと言うと 船べりの外
つまり船外の下の方を見るからです。
でもオマツリを解く時は
リーディングレンズが下に欲しいですよね。
そんなこんなで、私が出した結論はと言うと、
要る時だけ下ろす跳ね上げ式だったのです。
でも、今回はリーディングレンズを下に貼る
と言う方法を取ってみました。
さあどうなるんでしょうねえ。
やっぱりこれはダメだわ、と言う事になるのでしょうか。
そうなったらまた剥がすだけなので一度これを使ってみます。
どうでも良いけど、歳はとりたくないですねえ・・・。
遠くも見えない近くも見えない・・・、
嫌になってしまいますよ、マッタク。