人気ブログランキング | 話題のタグを見る

生涯の趣味、釣りに関して語ります。


by 釣り好き昌ちゃん
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

ボート釣り

ボート釣り_d0171823_2151172.jpg



2010年6月24日(木)
新しく買った、ジョイクラフト・オレンジペコの進水式?に行ってきました。
前日に用意して積み込み終了したのが、上の写真です。

ところが、現場に着いて気が付いたのが、アンカーの積み忘れです。
いやー、困ったなあ・・・、まあいいや、流し釣りでもやろう!

新しい船の使い心地も試してみたかったので、そのまま出航しました。

しかし、意外と風が有って船が流されすぎて釣り辛く、
早々に引き上げる事にしました。

アンカーさえあれば、それ程の強風ではないので釣りは出来たのですが残念です。

それでも、良形のキスが10匹釣れました。これがボート釣りの面白さですね。

と言う事で、この後の写真は撮っておりません。

さて、今日は書く事が無いので、今までのボートの経験を書きたいと思います。

私は、今までに7台のボートに乗り継いできました・・・・多分。

1艇目:最初は、沖の堤防に渡りたくて、
3人乗りの手漕ぎのゴムボートを買いました。

  これは黒鯛釣りにはまっている時に、軽くて堤防へ持ち上げやすく、
  価格もお手頃だったので買ったのです。
  この頃は、岸壁や堤防の黒鯛釣りにくるっていましたね。

  しかし、ある日ちょっと遠くまで出て行ったとき、
  風に押されて漕いでも漕いでも港へ戻れないという経験をしたので、
  それに懲りてすぐに手放す事になりました。

  キールの無い平底のゴムボートは、水面に浮いた木の葉同然、
  風が吹いたらイチコロです。


2艇目:ヤナセで売っていたシーガル(現在のオーパクラフト)と、
  5馬力エンジンのセットをグループで買いました。

  これはそれなりに良かったと記憶しておりますが、
  グループ買いすると使いたい時に自由に使えないので、
  結局権利放棄した形になりました。

3艇目:アキレスのハイパロンゴムボート(長さ2,8m)と
  5馬力エンジンのセットを個人で買いました。  
  自家用車に載せたいと思って買ったボートです。
  型式はAR280だったかな???
  エアーキールの付いたボートでした。

  流石5馬力エンジン、スピードも良く出て、
  その頃は結構気に入っていました。
  調子に乗って滑走していたら、波に乗ったところで向かい風に煽られ、
  ふわっとボートが持ち上がったのを思い出します。

  ボートが軽いからなのか、ひっくり返りそうになりました。
  と言っても、船体だけで30kg以上の重量があったはずです。

  このボートは長期間保有していましたが、
  二人で釣りをするにはちょっと小さいし、
  ウッドフロアの装着と取り外しが結構大変だったので、
  結局手放す事になりました。

4艇目:アカシヨットのFRP製一体型ボート、大漁丸
  (確か長さ3.9mぐらい、幅1,6m有ったと思う)
  と8馬力エンジンのセットを買いました。

  これは今までのボートで一番安定が良く、
  中も広いしカンコ(生け簀)も付いていたので、
  釣りをするには最高のボートでした。
  船幅が広いと安定感がまるで違う、
  という事を思い知らされたボートです。

  しかし、釣り仲間が仕事の都合で一緒に行けなくなり、
  一人で出航しなければならないという状況になった時、
  重くて大きいボートを一人で出すと言うのは大変なので、
  仕方なく手放す事になりました。

5艇目:オーパクラフトのOPAライト3と、
  トーハツの2馬力4サイクルのセットを買いました。

  今までの経験を踏まえ、
  一人釣行でも難なく出航出来て、エンジンも重くなく、
  別置きガソリンタンクと言う邪魔なものも無く、
  意外とあっという間にその時期が来てしまう中間検査や船検も無い、
  組み立てが楽、後片付けが楽、安定性を得る為に出来るだけ船幅が有る
  ・・・etc,と言う手前勝手な観点から選んだボートです。

  特筆したいのは、組み立ての簡単さです。

  組み立て10秒は相当要領良くやらなければ無理ですが、
  普通にやって1分以内に組み立てできるのは間違いないです。

  それとオプションで付けたドーリー・・・、
  荷物を積んだまま簡単に移動できます。
  これ無しでは釣りに行く気になれません。

  もう1つ、最近購入したオプションのサイドフロート・・・、
  これはビックリするぐらいの効果が有ります。
  ゴムボートに匹敵するぐらい安定性が向上します。

  二人乗りで二人とも同じ舷側に体重移動しても、
  殆んど傾きません。
  船内も広いし、二人乗り釣行なら
  サイドフロート付きオーパボートに限ります。


6艇目:アキレスのハイパロンボート・LF265と、
  マーキュリーの2サイクル2馬力エンジンのセットを買いました。

  これは、小型の車でも載る、一人釣行に使用、
  底板(ウッドフロア)のセットや取り外しに苦労しない、
  という観点で購入しました。

  割り切って一人釣行するなら、これで十分と言う気がしますね。
  それに、使っていて思うのですが、
  ハイパロンと言う生地はやはり丈夫です。

7艇目:先月の終わりに、ジョイクラフト・オレンジペコを買いました。
  海に出るとジョイクラフトの船が多いのが目に付きます。
  良く売れているみたいですね。

  高圧ポンプも使ってみたい・・・・、エアフロアの使い心地は・・・・
  と言う興味だけで買ってみたボートです。

  感想は、ハイプレッシャーインフレータブルボートと言うだけに、
  剛性はやはり良いです。

  エアフロアーは、脱着は簡単ですが
  乗り心地はウッドフロア仕様の方が良いかな?
  エアフロアか、ウッドフロアか・・・・、
  どちらが良いかと言うと一長一短で難しいです。

  船内の広さは、二人乗り釣行でも使えますが、
  釣りの道具などを考えるとちょっと狭苦しい、
  どちらかと言うと一人用ですね。

  これは良いなと思ったのは、高圧電動ポンプです。

  低圧側ポンプの動作音は大変スムーズですし、
  高圧に切り替わってからの音も、
  思ったよりやかましくなかったです。

  ランチングホイールは必須のオプションだと思いますが、
  付属で付いてくるランチングホイール外し?の道具は
  使い物になりません。

  狭い船の中に置いておくのも邪魔ですし、
  海に手を突っ込んで操作した方が早い。
  次の釣行からは持っていきません。

以上が私のボート歴ですが、
今現在は5・6・7番目の3つのボートを使い分けています。

どうして2馬力ボートに落ち着いてしまったか?
その理由は簡単。
一人で気ままに釣りがしたい。
大袈裟にならず、気楽に出船出来る事です。

釣りたい時に、気が向いた時間に釣りが出来る。
止めたい時にだれに気兼ねする事無く釣りを終了する事が出来る。

今日はこういう釣り方をしてみよう・・・
釣果はどうでも良い、自分の釣りが出来る。
この様な手軽さが、2馬力ボート手前船頭の魅力と思う。

5馬力、8馬力のエンジンも良いですが、やっぱり私には重い。
私の感覚では、18kgのエンジンでも重いと思うぐらいです。

現在手に入れることが出来る、ホンダの2馬力、
マーキュリーの2サイクル2馬力、スズキの4サイクル2馬力、
この3機種はどれも13kgぐらいですが、
この重さは大きな意味を持っているのではないでしょうか。

要するに、一人で釣りに行こうと思った時、
億劫になるような要因を排除していった結果、
2馬力ボートに落ち着いたわけです。

過去には5馬力、8馬力のエンジンも買いましたが、
その時は若かった。

馬力を大きくして、船も大きくしたが、
もしもエンジンが停止したら、と言うような事を考えると、
結局遠くへは行けませんでした。

目的が釣りなのだから、船足が速い必要も無い、
魚探を見ながら走らせるとなったら、スピードは出さないです。

そのような理由から、私の釣りには2馬力で十分だと感じています。

ちょっと前に、試しに木曽川の河口で走らせて見た事が有ります。

川の流れには勝てないだろうなあ、と思っていましたが、
なんと、上流へ上る事が出来ました。

アキレスのLF265に二人乗りしての実験結果です。
でも、真似はしないでくださいね。
私の場合は、流された時を考えて、
大きな船を沖に待機させておりました。

2馬力では風に負けるのではないか、と言う人もいますが、
私の経験ではそんなに風が有る時、
或いは風がでる可能性が有る日は、そもそも船を出しません。
風はボート釣りの大敵です。

今日は絶好のボート釣り日和だ、と思って海へ出るのですが、
それでも天候はいつ変化するかわかりません。

天気図を良く見て、今日は南の風が出るな、と思う日は南へ走らせ、
北風が吹くな、と思う日は北へ向かって出航する様にしています。

そうすると、もし風が強くなってきても、
風を背にして走らせる事になるので、海水を被って全身びしょ濡れ、
と言う被害にも遭いにくいです。



ボートの特徴。

FRP組み立てボート:
 オーパクラフトの場合、とにかく組立てが簡単。
 ゴムボートより船内がかなり広い。
 穴が開くとかそういう心配が少ないので、少々手荒に扱っても大丈夫。

 帰ってから船を洗うのが簡単。空き地に放って置いても大丈夫。
 ズボラ向きのボートです。

 欠点は、サイドフロート無しでは、ゴムボートに比べて安定が悪い。

 積み込むのに大きな車が要る。 
 スズキ・エブリィの様な、軽四ワンボックスかトラック、
 または、ハイエースのようなバンが要る。
 普通のワゴンにはまず載せる事が出来ません。

 1つ前の型のトヨタ・アルファードでも、
 3列目のシートが邪魔になり載りませんでした。

 いま私はハイエースを使っています。

ゴムボート:
 海に出ても安定性が良い、
 小さく折りたためるので、普通の乗用車でも積載OK。
 思ったより丈夫、釣り針で穴が開くと言う様な事はあまり無い。

 釣行時に大袈裟にならないのが良い。保管場所に困らない。

 欠点は、岸壁に擦るような状況には弱い。
 膨らませたり畳んだりが面倒と言えば面倒。

 FRP製ボートに比べ手入れが大変。船内が狭い。

以上が私のボート体験で感じた事柄です。

それではまた。










名前
URL
削除用パスワード
by boat-fishing | 2010-06-26 05:02 | 2馬力ボート 釣り | Comments(0)